~国民の道徳も問われている~
動物販売業界の裏側では、
繁殖犬、仔犬へ虐待や
「パピーミル(悪質ブリーダー)
→競り→販売業者」という
流通プロセスでの
死亡事故(衰弱・怪我)が
起こっています。
2013年、動物愛護法は改正
されましたがそこには新たな
落とし穴がありました。
改正法により行政機関が
動物販売業者からの引き取り
要求を拒否出来るように
なったため、水面下で
「不要な動物を引き取る
新たなビジネス」が
誕生しました。
その結果、
不法な動物遺棄事件が多発し
正確な殺処分数も
把握出来なくなりました。
“改正動物愛護管理法を、
生きた法律に!”
杉本さんは、人々に関心を
持ってもらう為に
訴え続けています。
そしてもう一つ訴えているのは
アニマルポリスの必要性です。
一般的にいうアニマルポリスは
動物専門の警察官で、一般の
警察官と同じ権利を持っています。
2014年には兵庫県で全国初の
動物虐待通報窓口アニマルポリス
ホットラインが設置されました。
これは、アニマルポリスが
本格的に起動するための
大きな第一歩です。
また、杉本さんの地元である
京都市においては、
「まちねこ活動」への協力も
呼びかけています。
地域に暮らす野良猫を
地域住民の理解と協力を得て
餌やふん尿の管理、周辺美化などの
一定のルールに基づき
適切に管理する活動です。
避妊去勢手術を行うことにより
野良猫に一代限りの命を全うさせる。
この活動を継続することにより
野良猫の数は減少していくと
考えられます。
ポイントは、野良猫に
むやみに餌を与えないこと。
2015年に「京都市動物との
共生にむけたマナーなどに
関する条例」で、人が動物を
通じて人に迷惑をかけないため
餌をやる人に罰則があること、
と定められました。
しかしこれは、市の団体より
指摘・注意を何度されても
やめない人への罰則。
どうしても餌やりをしたい場合は、
「まちねこ活動」として
行えばよいのです。
杉本さんの講演会を
逃した方にも、実際に施設へ
足を運べないけれど
興味・関心がある方々に
私が間接的にですが
お伝えする事で
杉本さんの思いも、彼女が
思う以上に遠くへと
伝わることでしょう☆
さて、前回のクイズは
こちらでした!
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犬は夢を見ると言われており、
うとうとし始めてから20分ほど
経つと最初の夢が始まる。
小型犬は( )分に1度くらい
夢を見る。大型犬は夢と夢の間に
( )時間くらい感覚があく。
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正解は、A)の「10分、1時間」!
予想は当たっていましたか?
今日のクイズは
少し難しいですよ!
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犬が2~4回早く続けて吠えた後
ちょっと間をあける、を繰り返す
行動には、どういう意味がある?
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A) お腹が減った、はやく食べたい。
B) 仲間を呼べ。調べないと
いけないことが何か起きてるぞ。
C) 誰かがそこに隠れているぞ。
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正解は次回発表です☆