こんばんワンコ!
今日は、いつも読んでくださり
動物福祉を知っている方々には
退屈な?お話かもしれません★
    
そして自分が出来ていない事を
堂々と話そうと思います。笑
    
それは、動物福祉が利益を生む事について。
    
「え、福祉なのに利益って怪しい・・・」?
いえいえ、考え方は単純。
動物福祉活動を続けるためには
安定した資金が必要なのです。
    
今日これを書くのには理由があって。
日本ではまだまだ
「福祉=利益を生んでいい事業」
という印象が薄い、むしろ利益を
生んではいけないイメージが
強いように感じます。
    
実際、各地の民間団体さんを取材すると
大抵は資金にお困りだと聞きます。
中には「やっぱり福祉ですからね!
お金を儲けてはいけないんですよ。」と
言う方もいらっしゃいました。
    
世間にしてみれば、福祉を名乗り
寄付金を悪用する団体もまだいますので
信用できないという思いも理解できます。
    
でも健全な団体さんなら
継続するために収益が必要で、
安定した収入がないと不安だと思います。
他の事業で収入が十分ある方は別にして、本来
福祉活動や寄付金、グッズ販売の売り上げで
得たお金は動物のため、そしてその動物を
世話する人間が生きるため(給料)に
使うべきだと思います。
    
ここで「いやいや、寄付金で給料
払うっておかしいでしょ」と
思う方がいらっしゃるかもしれません。
    
でもこの「寄付金・売り上げから給料」の
システムは、ヨーロッパやアメリカの
施設では普通の事。
動物福祉が仕事として成り立つのです。
    
ちょいと考えてみてください。
    
犬や猫は、ただ餌があれば
生きられるのではありません。
保護に適した場所・環境の管理、
動物病院での健康管理、
必要に応じて治療や薬、日々の体調管理、
糞尿の掃除、一緒に遊んで過ごす時間、
団体の運営、譲渡先の確保・・・など。
    
命を繋ぐため、これら全てを
見えないところでやっている人たち。
その人たちの時間は
まさにタイム・イズ・マネーです。
    
地域の課題は、それぞれができる事をして
みんなで改善することが大切。
    
忙しい人はほんの気持ちの寄付でもいい。
お金じゃなくても、家庭で不要な物を
物資支援にまわしたり、
空いた時間でボランティア、
余裕があれば保護動物の一時預かり、
タイミングが合えば動物の搬送手伝い、
他にはイベントの手伝い、
情報発信、Tポイント募金など・・・
お金じゃなくてもできる事がたくさん!
    
これを多くの人が何か一つするだけで
改善スピードがグーーーンと上がるはず。
    
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帰国してからこの活動を始め
SNSでも発信し続けていますが、
周りの声として「心では支援してるけど
偽善者と思われたくない」という
声も聞きます。
周りにどう見られるかが気になる、、、
うんうん、それもありますよね!
    
そこは「そんなんええやん!
周りなんて気にしんときー!
バッシ〜ン!(肩を叩く音w)」
ではなく(笑)、自分のタイミングで
無理なくする事が大切だと思います☆
    
今は書きたい放題書いていますが
言ってる張本人がどうやってくかは
10年後のお楽しみという事で!笑