今回はカッチリ取材記録!
ということで
いつもと違うスタイルで
お送りします☆
    
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2018年5月
Shie’s Happy Tails訪問
    
「Don’t shop, adopt!」- 代表しえさん
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Shie’s Happy Tailsとは
    
沖縄県沖縄市を拠点に活動する犬の保護団体Shie’s Happy Tailsは、今年の7月で設立1年を迎える。里親希望者が見学できるシェルターの他に隔離施設があり、一時的に預かる“預かりさん”宅でも数頭の世話をしている。ここでは沖縄県動物愛護管理センターで殺処分対象になった中型以上の犬を引き出し、メディカルケアや避妊去勢手術が終わるまで隔離した後、里親に繋げる。施設での保護頭数は“目が行き届く約15頭まで”として、5名のスタッフとボランティアで世話をしている。
    
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(写真:シェルターの広場)
    
犬の現状
    
センターに収容される犬は、飼い主の引っ越しや高齢化、そして安易にもらったが飼えなくなったり、犬が歳をとったからという身勝手な理由で手放されることもあるという。他には、一人で散歩している犬がセンター業務の一貫として捕獲されたり、夏のイベントで多く使用される花火に怯えて逃げ出すなどもある。団体の設立前も個人で保護や譲渡活動をしてきた経験から、「これらの課題は、飼い主の問題であり、社会の問題でもある」と代表のしえさんは話す。「一匹一匹の個性が把握できる小さなシェルターは、“社会科を学ぶ場所”。ピッタリフィットの里親を探すのにも最適と考えている。活動を通し『小さなシェルターの成功例』を目指す。より多くの人が数頭を引き出し『小さなシェルター』を運営すれば、ガス処分機を稼働させないことも可能である。」
    
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(写真:プレハブ内のケージにいるのは、里親募集中の保護犬たち)
    
啓発活動
    
週末は譲渡会や募金活動をしたり、積極的に啓発イベントにも参加する。写真は1,000円以上の寄付をした方に配布する冊子で、かわいいイラストと共に、犬の現状が描かれている。冊子を持ち帰り、周りの人たちと共有してもらうことで、より沢山の方に現状を知ってもらいたいとの願いも込められている。
    
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(写真:冊子「君は知ってる?」)
    
譲渡
    
里親希望者には何度も見学に来てもらい、散歩などを通してふれ合う時間を作る。里親は年齢制限などの条件より、犬との相性や希望者の“迎え入れたい”という気持ちを重視する。設立して10か月という短期間で、すでに38頭の犬を譲渡してきた。取材した日も里親希望者のご家族が施設を訪ねたが、犬が家族に気付き尻尾を振る姿は、すでに絆が生まれている事を表していた。
    
「譲渡して慣れない環境に行っても、すでに家族を知っていれば負担が少ない」と、しえさんは話す。ここに来る犬は、それぞれに複雑な過去があるのだろう。しかし“今までに何があったか”より、“今、そしてこれからどうやって幸せにするか”を考え、最期まで大切にしてくれる家族を探すのだという。
    
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(写真:広場の横には、里親希望者とゆっくり話ができる空間もある)
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取材を終えて
今回代表のしえさんにお会いし、設立1年目の現状や思い、考え方などたくさんのお話を伺いました。特に考え方に関しては私自身が学ばせてもらえた、そんな時間でした。
    
写真にあった施設は、全部みなさんの手作り。プレハブもSNSで発信した時に寄付してくれる方が見つかり、プレハブを運ぶ方もスタッフさんの呼びかけで見つかったそうです。今の施設がある場所も、保護活動に賛同してくださった方々が提供してくれたのだとか。これだけですでに、代表の人柄と動物保護に対する考え方、そのやり方が素敵なのだろうと想像できますよね。その通り、とても素敵な方でした。(アンパンマンみたいなこと言いますが、私が逆に元気と勇気をもらって帰ってきました。笑)
    
この施設は本文にもある通り、”小さな施設”として運営されています。「沢山助けたいから、沢山抱える」事が、必ずしも”実際に沢山助けた!”につながるわけではないんですね。ここは頭数が少ないから全頭に目が行き届き、個々の社会化などに時間をかけられ、結果として早く適切な飼い主と繋げられる。設立以降の譲渡数が、「頭数を制限しても多くの命を繋げられる」と証明しています。
    
保護の世界にはそれぞれの考え方ややり方があり、正しいも正しくないも、ないと思います。今回の取材で感じた事は、役割分担の大切さ。一つの施設を作るのに、プレハブの寄付から何までたくさんの方が関わりました。これは、TNR活動で「野良猫を捕獲する人、運送する人、手術をアシストする人、事務方」などにわかれて成し遂げるのと同じですね。
    
このブログをいつも読んでくださっている方々は、きっと既に何か行動に移されていると思います。今後はそうじゃない人たちにも、それぞれに出来ることがある!ということを広めていきたいと思います。
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最後になりましたが、Facebookをされている方はぜひ以下のShie’s Happy Tailsを覗いてみてくださいね♪
    
<Shie’s Happy Tails ページ>
https://www.facebook.com/shieshappytails/