!コンワんばんこ まさなみ
今日はニュースをお休みして
昨日ブログで書いた
動物福祉、愛護、権利の
比較の続きをお届けします。
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動物福祉は、畜産や
ペットの飼育など
“人が動物を利用する”ことを
前提とした思想だと書きました。
    
この思想は1965年に
イギリスで
家畜の福祉を考える委員会を
設置したことから
始まったと言われています。
    
その後、皆さんは
ご存知かもしれない
「5つの自由」が誕生。
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画像では見にくいかもしれませんが
「5つの自由」とは
以下の通りです。
1.飢えや渇きからの自由
2.痛み・病気からの自由
3.本来の行動がとれる自由
4.恐怖・抑圧からの自由
5.不快からの自由
    
現在、国際的に
認知されているのは
8つの基本指針。
上記の「5つの自由」に、
以下の「3つのR」を
足したものです。
6.改善する
7.減らす
8.他の物を代用する
(特に動物実験など、
利用される動物を
なくすための
取り組みとして
掲げられています)
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動物福祉の特徴は
客観的に評価ができること。
つまり、数値化して
具体的な改善策を
模索できることです。
    
ヨーロッパには
「爬虫類を飼う時の水温」や
「犬小屋の広さ」まで
法律で定められている
国があります。
検証して、科学的に
“この広さ以上であれば
この種は不快と感じない”と
定めることで、
解釈の違いが
生まれないような
仕組みです。
    
(個人的に、法律なしで
各自ができれば
一番だと思いますが、何より
動物に配慮するために
検証し法律を制定するための
労力と時間を費やした
政府がすごいです。)
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一方で、動物愛護は曖昧、
というお話をしました。
    
上記の例でいうと、
犬小屋スペースの広さは
見る人によって
感じ方が違いますよね。
それでは”本当の愛護が
何なのか”、という定義も
人によって異なる、
ということになります。
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こんな風に
動物福祉と動物愛護の
思想の間にはズレがあります。
    
代表的なのは
安楽死に対する考え方
なのではないでしょうか。
    
車に轢かれた犬を見て
「医学的に考えて
時間の問題。
それなら安楽殺で
痛みを取り除こう」
という、生活の質を
重視するのが福祉。
    
「可哀想。なんとかして
少しでも長い間
生かしてやりたい」
と、延命(生命の尊厳)を
優先するのが愛護です。
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動物と全く関わりがない、
という人はあまり
いないと思います。
    
今回のブログが
「普段考えない
動物の利用について
考えてみる」時間に
繋がってくれたら
嬉しいです!
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