みなさんこんばんは!
国際動物福祉会議(ICAWC)、
1日目はお昼から
ワークショップがありました。
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ワークショップは
会議が始まる前日に
オプショナル(有料)で
受講することができます。
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今回は、猫ビヘイビアの
専門家Vicky Hallsによる講義と
犬の収容施設(ビヘイビアと運営)
に関する講義を受けました。
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中には犬を連れた受講者も。
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猫の講義には約10ヵ国からの
参加がありました。
講義の内容は、猫の収容から
収容中の観察の仕方や
一時預かり、ノネコ・野良猫・
捨て猫の取り扱い等に
ついてでした。
    
講義の中で
考え深い話があったので
ここでシェアしますね。
参加者が保護している
下半身不随の猫の話です。
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下半身不随のように
障害を抱えた保護猫は
世話の難しさや医療費などから
健康な保護猫に比べて
里親が見つかりにくく、
障害以外にも
猫エイズなどの感染症や
病気にかかった子たちも
なかなか理解が得られず
譲渡に時間がかかります。
    
話にあった猫は
後ろ足を引きずりながら歩き
自分では排泄できないため
保護主が1日に2回
排泄を促さなければなりません。
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ここでの議題は
「どうすればこの子に
里親を見つけられるか」
だったのですが、
話は意外な方向へ。
    
スウェーデンから参加していた人が
「スウェーデンでは
“自分で排泄できない”など
動物が本来取るべき行動が
できない状態で生かすこと自体が
虐待にあたるため、非難される」
というのです。
つまり、そういう子たちには
安楽死がベストだと
判断されます。
    
これはQOL(生活の質)を
重視した考え方で、
イギリスから広まった
「5つの自由」という
考え方がベースにあります。
    
日本でも下半身不随の犬や猫は
たくさん保護されています。
日本は特にQOLより
延命重視の考え方が多く
安楽死に対しても
否定的な意見が多いので、
スウェーデンとは
ほぼ真逆の考え方ですね。
    
「QOLと安楽死」の
考え方については
ブログでも何度か取り上げています。
    
その国の文化によって
動物の扱いが違うのは
いうまでもありません。
どちらも動物を助けようと
している事に変わりありませんが
その方法や考え方は
こんなにも違うものなんですね。
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そんなこんなで
ワークショップでも
学ぶことがてんこ盛りです。
2つの講座が終わって
会場を出たら、”来年の予定”が
貼ってありました。
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来年は10月の同じ時期に
マルタ島でICAWC第21回が
開催されるそうです。
早速手帳に書かなければッ!
    
去年イギリス研修で
一緒だった人が
マルタ島の施設から来ていたので
また来年も現地の施設を
取材できればいいなと思います。
    
長くなりましたが
今宵もご愛読いただき
ありがとうございました!