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この写真↑は先日北野天満宮の
近くで見つけ、思わずパシャり。
お店なのか?何なのか?謎です。
でもとにかくお犬様が優先だそうです。
    
それはさておき
今日はペットショップで
販売される幼齢犬について書きます。
Pawer.のFacebookページにも
度々載せていますが、
日本人は子犬が大好き!
とにかく小さく、幼い
「かわいい」モノが大好き。
    
そんな需要があるから、
供給側もそれに合わせます。
若い子犬が売れるなら
大きくなる前、成長する前、
生まれてからできるだけ早くに
店頭に並べたい・・・
    
そんな悪循環で
日本のペットショップに並ぶ
子犬や子猫は若すぎる場合が多いのです。
    
世界基準では、母犬から離して
良いのは生後8週間が過ぎてから、
と言われています。
それを「8週齢規制」と言います。
    
日本では大手ペットショップなど
仕入れの多くをペットオークションに
頼っています。
    
ペットオークションとは、
ブリーダーや繁殖者が出品し
ペットショップなどのバイヤーが
買いに来る子犬や子猫の競り市です。
多い場所では1日に1000匹も
売買されることがあります。
そのオークションが【毎週】
決まった曜日に開催されるのです。
    
でもそんな売買のプロセスがある
ということは、8週齢規制に従って
いたら子犬を引き離してから
店頭に並べるまでに時間がかかり
成長して可愛い時期が過ぎるやん!
    
・・・ということを懸念して
ブリーダーや繁殖者は
より早く母犬から引き離し
出品するようになったんですね〜。
だからオークションで出回るのは
生後3〜4週間の子達がざらに
いる、とあります。
(「動物のいのちを考える」より)
    
でもそもそも犬たちが
若すぎたらどうなるのか。
    
それは社会性を身につけられず
成長した後の問題行動に影響が出ます。
    
本来なら生まれて8週間までは
母親や兄弟と過ごし、そこで仲間
との過ごし方やマナー、人間との
信頼関係など犬なりに学ぶのです。
    
その時期がなければ
買われて成長した後
「無駄吠えが多い」
「噛む」などの”問題行動”と
呼ばれる行動が増え、中には
それが原因で捨てられる犬や猫も
後を絶ちません。
    
どうすればいいのか。。。
やはり、買う側がもっと色々
知ってからよく考えて行動する、
という結論に至るわけざんすね〜。
    
さて、こんな長い文章を最後まで
読んでくださったあなたには、
今月3日に吉田神社の節分祭で
「メガ盛り焼きそばどうですかー!」
と販売していたお兄ちゃんの
スマイルを差し上げます。笑
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