犬と猫が「852匹」と聞いて、
それを多いと思うか少ないと思うかは
きっと人それぞれ。
    
そしてその数字の後に続く文章に
よっても、感じとるものが
変わるかもしれません。
    
この記事は、栃木県で一年間に
殺処分された犬・猫が初めて
1,000匹を下回り852匹になった、
というニュース。
    
Pawer.が注目するのは殺処分数より
殺処分率。犬・猫の収容数、
殺処分数はともに全国的に
減少しています。
    
しかし収容数に対する殺処分率が
下がっていれば、その自治体での
仕組みが改善されていると理解できます。
    
今回の栃木の件は、団体譲渡が
増加の背景に、とあります。
    
つまり今まで自治体の施設で
殺処分していた犬や猫を、
殺処分しない動物愛護団体に渡し
団体それぞれが譲渡先を探す、
ということです。
    
少しでも民間の団体が無理なく
受け入れられるのであれば
それも一つの方法だと思います。
    
しかし殺処分された852匹、
その一匹いっぴきにとって
100%あった命が0になったことには
変わりありません。
    
そのことを忘れてはならず
無駄にしてはいけないと思います。
    
http://www.sankei.com/region/news/161007/rgn1610070038-n1.html